パソコン・インターネット

2014年9月 4日 (木)

IEインターネットオプションをレジストリーから変更

ドメインによりクライアントPCの権限管理されたマシンなどでIEのセキュリティの変更ができない場合があります。そんな場合に、レジストリーエディターから設定を変更可能な場合があります。

今回は、IEの設定をリセット後、WEBからダウンロードする時に、下記メッセージが毎回表示される様になった現象を解決する方法です。

↓ 毎回、下記メッセージが表示される

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↓通常なら下記手順で対応可能

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ドメイン管理によりセキュリティタブが表示されない場合にレジストリーから設定を変更してみる。

レジストリーエディター起動後、下記場所をみてみる

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows

\CurrentVersion\InternetSettings\Zones\2]

↓Zones2が信頼済みサイトです

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↓2200 の値を 3 (無効) → 0 (有効)に変更

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2200 が【ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを表示】の設定です。

2014年8月27日 (水)

LAN DISK BackUp Readerの存在

2日前にLINUXマシンでNASのバックアップデーターをリカバリーした件ですが、IODATAの他の製品の取説から【LAN DISK BackUp Reader】の存在を知りました。

そのソフトを、Windowsマシンにインストールするだけで、簡単にデーターのリカバリができたようです。知りませんでした。

↓ インストール後ソフトを起動した状態

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↓ ドライブを選択して実行

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↓ Eドライブとして認識

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わかってしまえば、こんなに簡単なことでした。

2014年8月25日 (月)

NASのデーターリカバリー

今朝、事務所に来てみるとNASのデーターにアクセスできなくなっていました。原因はハードディスクのクラッシュの様です。1年ほど前に電源が入らなくなり、電源ユニットを交換して使用していましたが、いよいよダメなようです。

その内容は、2013年5月1日の【NASの電源修復】で紹介しています。

型番はアイ・オー・データ製【HDL-GX320】です。

セルフバックアップ機能で外付けUSBハードディスクに毎晩バックアップを取っているので、簡単にリカバリできるだろうと、PCに直接つないでみるが、認識しません。それもそのはず、FAT32、NTFSではなく専用フォーマットで初期化していました。確かEXT3とかのユニックス系のフォーマットです。正常に稼働しているNASのUSBポートにも接続してみましたが、やはり、認識しません。

通常、NASはLINUX+SAMBAでWINDOWSからアクセスできることを考えれば、LINUXマシンだと認識するかなと思い接続してみると、簡単に認識しました。ここに至るまで約半日かかりました。冷静に考えれば、わかるはずですが、結構パニクっていた様です。

以下は、UBUNTSの認識した、画面です。

↓ ファイルシステム 640GBが認識したUSBドライブ

Screenshot

↓ユニックス系の良くある表示です。

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↓ちゃんとバックアップの履歴が見えました

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↓ UBUNTSから社内ネットワーク内のNASを探す

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↓ 正常に稼働中のLANDISKが見えました

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後は、ドラッグ&ドロップで バックアップ用USBディスク → 正常に稼働しているNASへデーターを戻せばOKです。参考までに、100GByte のデーターが約2時間かかりました。転送スピードは10Mbyte/SEC位でていました。

2014年8月23日 (土)

VMwareで仮想化構築その1

先日、購入した中古格安サーバーでサーバー仮想化を構築しましたので紹介します。構築内容はESXiホスト3台、NFSのNASストレージサーバー2台、Windows Server 2008 R2のvCENTER サーバー1台計6台構成です。数回に分けて徐々に紹介してゆきます。

参考にしたのは下記書籍です。

↓ 結構わかりやすかったです。

Img_0616

下記、購入したESXi用ホストのサーバースペックです。(3台ともほぼ同じスペックでした)

  • HP ProLiant ML110 G6
  • Intel(R) Celeron(R) CPU G1101 @ 2.27GHz
  • RAM 4GBx2台、8GBx1台
  • HD 160GB
  • NIC 1枚

ハイパーバイザーO/SはVM WARE社のESXi 5.50 Uudate1を使用

まずは、NICができれば4枚欲しいのでヤフオクで下記2種類を購入しました。VMのHPの動作確認機種の記載はなかったのですが、問題なく認識しました。

購入したPCIバス用2ポートNIC 4枚で \4,000 と結構安かったです。

↓Intel PRO/1000 MT Dual Port Server Adapter PCI-X

Nic2

もう、1ポートほしいのでPCI-Expressポートのものを購入。こちらは3枚で \6,000 とちょっと高かったです。(PCIバスが1スロットしかないので仕方なく・・・)

 HP NC320T PCI Express Gigabit Server Adapter

Nic


これで、4ポートとなりました。INTEL社製、ブロードコム社製のものなら結構認識する様です。

次にメモリーも8GBにするためヤフオクでゲット

↓DDR3-1333 PC3-10600E ECC 2Rx8 SAMSUNG 4GB 2枚組 計8GB

4GBx2枚組で \9,800 と今回購入したものの中で一番高かったです。サーバー本体より高かったのでサーバーを購入する方は、できるだけメモリーの多く乗ったマシンの購入をおすすめします。

これですべてのサーバーにNICx4枚、RAM8GB、となりました。

パーツを含めた、トータル金額を計算してみると、サーバー3台で¥44,600と仮想環境構築するには、結構安めでそろえることができました。

2014年8月19日 (火)

IPV6パススルーの設定

昨日、知り合いのPC設定時に、【IPV6】のパススルーの設定に直面したので記載しておきます。環境は下記です。

  • ネット環境は、NTT光ネクスト
  • ONUはルーター機能無の機種
  • バッファーロー製の無線LANルーター使用
  • プロバイダーはSANNET

設定内容は下記手順です。

  • まずは、有線LANにて、「フレッツ簡単セットアップツール」にて、インターネット接続設定を完了(この時点では、プロバーダー情報はPCに保存されている)
  • ホームゲートウェイは無いので【無し】を選択
  • セキュリティーソフトは無事インストール完了。最新版にアップデートも完了
  • 無線LAN化するためにONUのLANポートに、無線ルーターのWAN側接続
  • 無線ルーター内にプロバイダー情報を設定する
  • これで、個々のPCに設定しなくても、すべてネット接続可能となる

おこった問題は下記です。

  • 無線化したことにより、セキュリティーソフトが最新版にアップデートできなくなる

結果は下記でした。

  • 無線ルーターがIPV6の通信をとせないため、アップデート機能が不可となっていた

対策は下記です。

  • 無線ルーターの設定でIPV6のパススルーの設定があるので、再度設定することにより解決しました。

詳細は、下記説明書を参考に・・・

  1. AirStationの設定画面を表示します。

  2. ブロードバンド放送の設定画面を表示します。

    [ブロードバンド放送を使う]をクリックします。Broadband_h01

  3. ブロードバンド放送の設定を行います。

    フレッツIPv6サービス対応機能を「使用する」に設定します。
    無線LANパソコンでブロードバンド放送を視聴する場合は、Multicast Rateを映像配信ビットレートより高い速度に設定します。
    すべて設定したら、[設定]をクリックします。Broadband_h02

    以上で設定は完了です。

2014年5月19日 (月)

格安サーバー機設置

先日、ヤフオクで中古格安サーバーを3台ほどゲットしました。目的は、サーバー仮想化のシュミレーションです。とりあえず、VmwareのESXi5.0をインストールしてみたところ無事動作する様です。

仕様は下記です。価格は3台で3万円弱とすなわち格安です。

  • メーカー:HP製
  • 型式:ProLiant ML 110 G6
  • CPU:Celeron2.26~2.27GHz
  • RAM2~8GB

Vawareで試したいストレージ(NETAPP or EMC)は、中古でも結構高いのでNFSサーバーを立てることにしました。これなら、中古PCで充分です。O/SはSolaris系の[Openindiana]を使用することにしました。

下記HPを参考にさせてもらいました。

http://techblog.raccoon.ne.jp/archives/12384895.html

ライセンスに関しては、60日評価版で試せるようです。実はVMWAREの製品は、稼働時間で60日のようで、インストールした日から60日ではないので、ゆっくり製品を試すことができて、大変有難いです。

まずは、仮想サーバーを2台立てて、[vmotion]をトライしてみるつもりです。成功しましたら、都度紹介致します。

G6

左端PCがNFSサーバー、右3台が仮想サーバー

2014年5月14日 (水)

windows7でexeファイルの関連付けが・・・

ブログ再開

ほぼ1年ぶりのアップです。

とあるお客さんからEXEの実行ファイルが全て起動しなくなったと、ヘルプです。ディスクトップにある、EXCEL等のショートカットから起動しようとすると下記のようなメッセージが

『インターフェースがサポートされていません』

その他、全てのプログラムが起動しません。原因はどうもEXEの拡張子が実行ファイルではなくなっているようです。

実は、数か月前にも同様の現象で直した記憶がありましたが、どうしても思い出せません。なのでブログに記憶しておきます。自分用でもあります。

ネットで検索下記ページがドンピシャでした。

詳細はこちら →  http://pasofaq.jp/windows/startmenu/exefile7.htm

簡易な説明は下記に記載

1.まずはセーフモードで起動(起動時にF8キーを連打)

2.コマンドプロンプトを表示

3.>assoc .exe=exefile [enter]

4.>ftype exefile="%1" %* [enter]

5.再起動でめでたしめでたしとなるはずです。

但し、キーボードが英字モードになっているので注意

・ = → へ

・ ” → shift+け

・ * → shift+8

2013年6月24日 (月)

JPRINTER.SYS

あるお客さんから、PCの更新を依頼されました。使用しているPCは Windows 98でMS-DOSのアプリケーションをメインで使用しています。

最初は、Windows7への移行を考えていたのですが、ネットにつながず、スタンドアロンで使用しているということで、結局中古Xpへの移行で了解をもらいました。というのは、MS-DOSのアプリケーションが動作することが大前提なので、そうせざるをえなかったのが事実です。

DOSのアプリケーションはとりあえず、問題なく動作したのですが、問題はプリントアウトがうまく行かないことでした。半角英数字は問題なく印刷されるが、全角文字の文字化けが起こります。プリンターはEPSON製VP-1850という、ドットインパクトです。最初は、プリンター側の設定かなと思い、モードを色々変更するが、結局うまく行かず旧パソコンの中身とにらめっこをしていると、ふとデバイスドライバーの記述が抜けているのに気づきました。

結局は、設定ファイルである【CONFIG.NT】の中に【DEVEICE=JPRINTER.SYS】という記述を記入することで、解決しました。すっかり、DOSの設定のことを忘れてしまっていますね。

MS-DOSの場合だと通常 【AUTOEXEC.BAT】と【CONFIG.SYS】に記述するのですが、Windwos XPのコマンドプロンプトでは 【AUTOEXEC.NT】と【CONFIG.NT】に記述しておけばDOSアプリケーションを起動時にデバイスドライバーを組み込んでくれる様です。また、ひとつ勉強になりましたが、果たしてこの設定を今から先にもまだ使うかどうかのほうが怪しいですね・・・

ちなみにwindows7にもちゃんとC:\WINDOWS\SYSTEM32の下に 【CONFIG.NT】 が存在しました。

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2013年5月 1日 (水)

NASの電源修復

先日、事務所に設定しているNASの電源が突然入らなくなりました。型番はIOデーター製の【HDL-GX320R】です。まったく起動し無くなりました。早速ばらして中を見てみましたが、どうもスイッチ電源がやられている様です。

↓ 今回故障したものです

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↓ この電源ユニットの故障か?ヒューズは大丈夫そうです・・・

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何とか普及できないものかと思い、内臓ハードディスクをUSB接続するツールの電源が使えないかと調べてみました。

↓ このパーツが使えそうです。

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↓ 故障した電源ユニットを取り外し、電源ケーブルを接続してみました。

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今回使用した、電源の仕様は、赤色が5V、黄色が12Vです。なので下記のように接続すれば、大丈夫でした。

・NAS側の赤と電源側の赤を接続(5V)

・NAS側のオレンジと電源側の黄色を接続(12V)

・NAS側、電源側とも残りの黒同士をそれぞれ接続(アース2本)

電源を投入すると、無事電源が入りました。配線が間違っていると、HDが壊れてしまうリスク等があるので、まずは、不要なHDでテストしてから、実際のHDを接続することをお勧めします。

↓ カバーを閉めて、復旧した様子です。

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LANケーブルを接続して、クライアントマシンから無事接続できることを確認しました。

2013年3月 6日 (水)

WAKE ON LAN

先日、『BEAT ENTRYを使ったリモートディスクトップ』で紹介した時に実現できなかった、ネットワーク経由でパソコンの電源を入れる機能 『WAKE ON LAN 』 に成功しましたので紹介致します。

ハード的には、① マザーボード(以下M/B)が対応していること、② イーサネットポートが対応していること、それと、③ 電源ユニットが対応していることの、3点です。

① M/Bは、最近のものであれば、ほぼ対応している様です。BIOSの設定変更が必要かもしれません。参考に、私のM/BのBIOS設定を記載しておきます。

Wakeon

② イーサネットポートも最近のものであれば、ほぼ対応していると思います。

③ 電源も最近のものであれば、ほぼ対応していると思いますが、残念ながら、やってみないとわかりませんでした。

以下に、ソフト的な設定方法を記載しておきます。

↓ 下記ウインドウで 【構成】 ボタンをクリックします。

Net1

↓ 【WAKE ON MAGIC PACKET】 の項目を 【有効】 にします。

Net2

次に、リモートで立ち上げるパソコンにパケットを送るソフトが必要です。私が使用したものは、【フレンドコンピューター社】 の 【WOL Controller】 というフリーソフトを使用しました。下記にURLを記載しておきます。

http://www.friend-computer.biz/business/soft/WOLController/WOLController.html

設定方法は、ごく簡単で、遠隔で起動したい側の、パソコン名とMACアドレスを入力するだけです。

↓ MACアドレスの調査方法

Mac

↓ ダウンロード後、解凍した状態です。

Wol0

↓ 設定ヶ所は、パソコン名とMACアドレスのみ

Wol1

↓ チェックボックスをオンにして、送信ボタンを押すと、遠隔でPCの電源がオンに

Wol2


↓ リモートで電源をオフにするには下記の方法で

Shutdwon


約1分後にシャットダウンされるはずです。

まず最初は、近にあるパソコンでテストをして、うまく行けば、ルーター越しでテストをしてみてください。自宅から会社のパソコンがリモートで電源オン後、リモートディスクトップで遠隔操作が可能になりました。電源つけっぱなしにしておかなくて良いので、エコになりました。

より以前の記事一覧