JPRINTER.SYS
あるお客さんから、PCの更新を依頼されました。使用しているPCは Windows 98でMS-DOSのアプリケーションをメインで使用しています。
最初は、Windows7への移行を考えていたのですが、ネットにつながず、スタンドアロンで使用しているということで、結局中古Xpへの移行で了解をもらいました。というのは、MS-DOSのアプリケーションが動作することが大前提なので、そうせざるをえなかったのが事実です。
DOSのアプリケーションはとりあえず、問題なく動作したのですが、問題はプリントアウトがうまく行かないことでした。半角英数字は問題なく印刷されるが、全角文字の文字化けが起こります。プリンターはEPSON製VP-1850という、ドットインパクトです。最初は、プリンター側の設定かなと思い、モードを色々変更するが、結局うまく行かず旧パソコンの中身とにらめっこをしていると、ふとデバイスドライバーの記述が抜けているのに気づきました。
結局は、設定ファイルである【CONFIG.NT】の中に【DEVEICE=JPRINTER.SYS】という記述を記入することで、解決しました。すっかり、DOSの設定のことを忘れてしまっていますね。
MS-DOSの場合だと通常 【AUTOEXEC.BAT】と【CONFIG.SYS】に記述するのですが、Windwos XPのコマンドプロンプトでは 【AUTOEXEC.NT】と【CONFIG.NT】に記述しておけばDOSアプリケーションを起動時にデバイスドライバーを組み込んでくれる様です。また、ひとつ勉強になりましたが、果たしてこの設定を今から先にもまだ使うかどうかのほうが怪しいですね・・・
ちなみにwindows7にもちゃんとC:\WINDOWS\SYSTEM32の下に 【CONFIG.NT】 が存在しました。
↓